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| ■古代 占星術は 誕生日が分からなくても、占えました。 |
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| ■占星学の階層構造 |
モダンな占星術と、伝統的な占星術
全ての階層構造を持つ学問は、基礎を固めることから始められます。占星学もご多分にもれず、此処から始められるべきです。占星学の基礎とは何でしょう。チャートを作ること、惑星の性質を知ること、ハウスの性質を知ること、サインの性質を知ること、恒星の性質を知ること、その他の占星術的な取り決めを知ることなどです。
古典的な占星術はホラリー占星術を階層構造の一番下に持っています。それは何故でしょうか。ネイタルチャートから学び始めた人は、例えば、水星が10度にあり、木星が15度にあるとコンジャンクションであると、疑いなく考えるはずです。でも、惑星は動くということを学んだ基礎から勉強する人は、水星が本当に木星にコンジャンクションするのかどうか確かめます。? 14度の所で逆行するかもしれません。
この効果は一体なんでしょう。ネイタルでの判断でもきっと違ったものになるはずです。しかしながら、モダンな占星術を学んでいる人々は、一切そのことに触れずに、これはアスペクトなんだと信じ込んでいる人達が多いのです。これは占星術の正しい判断だと言えるでしょうか。完全にコンジャンクションしないのに、コンジャンクションと言えるでしょうか?
全ての占星術の基礎にホラリー占星術が置かれる理由は、他にも理由があります。惑星を理解するといっても、ルーラーブックに頼りきりでは、本に出ていない物が出てきた場合に困ります。又、どのルーラーブックも読んでみると、違った部分に書かれていたりします。何故かというと、物の性質というものは多岐に渡るからです。車に乗る人にとっての車と、車を売る人にとっての車は意味が違ってきます。それと同じです。
葡萄を考えてみます。その成長力、拡がりゆく様は性質は木星です。一粒口に入れてみておいしい。これは木星あるいは金星です。味についての木星と金星の境目は、曖昧です。その房にたわわに実を付ける様は、どの植物でも水星の性質に属します。蔓上の植物は地を這う物であれば土の性質土星であり、地上から離れていれば月となります。したがって葡萄の蔓上の状態は月です。うねうねと曲がり、形が一定していないようなものです。リリーのC.Aには太陽とあります。エッセンス、そのエキス、ジュースにしたときは太陽です。ワインにすれば酔わせるものとして月になります。熟れていない葡萄を口に入れれば、酸っぱいことこの上ありません。火星です。腐って腐敗臭を漂わせれば、土星です。
惑星を把握するとは、最終的にこのように把握することで、けっして一定の惑星が当てはまるわけではありません。ルーラーブックは捨てて下さい。これらのことはアル・ビルニがかなり詳しく書いています。
ネイタルから学び始める占星術では、この点が置き忘れられています。つまり、それらのことは把握しているものとして、書かれている可能性があります。実際にはモダンな占星術を学んでいる人達は、知らないに違いありません。
アスペクトしかり、ハウスしかりです。6ハウスの検討をお読みになれば、知り得る限りモダンな占星術では、ハウスを無頓着に、歴史的な考察無しに使っていることが分かります。
要旨は階層構造でした。ホラリー以前の占星術の定理みたいなものを学んだとしても、それが実際効果があるのかどうかは、試してみないと分からないと思います。短時間で答えの出るホラリーは、充分にこれらの検討に答えを与えてくれます。いえ、ホラリーしか初期の段階で、惑星やハウスやサインの性質を体得する術はありません。だからこそ、ホラリー占星術が、占星学の階層構造の一番下に置かれているのです。
いきなりネイタルを学ぶと、こっちが正しい、あっちが正しいとなってしまいます。そして、ルーラーブックと首っ引きで、私のラッキーアイテムはこれこれだとか、今日はトランジットで私にラッキーな水星と水星がコンジャンクションする日。とか、実は水星は木星とコンジャンクションしているように見えるだけのものを指して、ラッキーだと思い込んでいるかもしれません。
ラッキーだと思っていた木星が、ネイタルでは留かもしれません。それを見落とすのは基礎を学んでいないからです。基礎から教えてくれる占星術の本が無いからと言い換えても良いかもしれません。 |
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