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黄道、赤道、逆行の仕組み、月の満ち欠け、食、地球の自転軸の傾き、歳差運動。占星術は天動説の立場なので、そういった知識が必要と押しつけるわけにはいかないが、知識として知っておいて損はない。とかく難しくなりがちなこれらの話題を、きわめてわかりやすくカラーの図解入りで説明している。このようにわかりやすい本は珍しい。 歴史的なことや星座にまつわる話なども書かれていて、著者の広い見識が伺える。「星座について」知りたい人にも適しているだろう。 占星術の解釈の技法などの紹介ではない。
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出生図を解読するために必要となる情報が分りやすくまとめられています。ASCとMCの各組み合わせからはじまって、各ハウスにサインが入った場合、天体が各サインに入った場合、天体が各ハウスに入った場合、ハウスの支配星の流れ、天体がつくるアスペクトについて、コンパクトな説明が与えられています。
各項目の説明はすべて素晴らしく、出生図を読み解いていくための貴重な情報源となると思います。さらに、本に書かれた説明を読みながら、何故その説明が導き出されるのかを考えていくと、占星術に対する洞察を深めることができるでしょう。たとえば、7ハウスに入ったサインの説明は、単に、7ハウスのサインだけを説明しているのではなく、7ハウスに対向する1ハウス、すなわち、ASCのサインと、7ハウス、すなわち、DSCのサインとの間の関係を想定しながら説明が与えられているのだと読むことができます。 出生図を解読するために必須の情報を網羅している本ですが、特に、日本語でオリジナルに書き下された本としては、各ハウスにサインが入った場合、ハウスの支配星の流れについて説明を与えている本は希少です。出生図を読んでいくとき、天体が入っていないハウスについては、ハウスに入っているサインを手がかりに検討することになりますし、また、出生図からその人の全体像を捉えるためには、ハウスの支配星の流れを検討することが大切です。そういう意味で、この本は出生図を解読しようとする人にとって、必携の一冊と言えるでしょう。
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心理占星学という言葉は、日本でも馴染みの深い言葉になってきたと思います。心理占星学のアプローチは、人の深層心理と占星学のシンボリズムを関連づけていきながら、一人一人が抱えている心理的な問題や隠された可能性を探っていこうとするものです。単に吉凶ではなく、自分の内面や自分と環境との関わりを解明するための道具として占星学を活用しようとするわけです。
この本は心理占星学の入門書です。各ASCのサイン、各サインに天体が入った場合、各ハウスに天体が入った場合、天体がつくるアスペクトについて、心理占星学の立場から説明が与えられています。また、それぞれの人の「魂の傷」を物語るシンボルとして、カイロンの入るハウス、カイロンと他の天体のアスペクトについて解説されています。最後に、ダイアナ妃の出生図についての分析が書かれており、心理占星学がいかにして出生図から一つの物語を紡ぎ出すかを示す分りやすい例となっています。 心理占星学に関心をもつ人、心理占星学を活用したいと志す人にとっては、このような日本語で分りやすく書かれた入門書が出版されたとことは、喜ばしい限りだと思います。
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| [ Stargazer for Windows ではじめるパソコン占星学 ] |
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日本の誇る(?)高性能占星術ソフトである Stargazer の本です。Stargazerが付いてくるという価値もさることながら、このテキストは辞書的(リファレンス的)な意味での価値も高いでしょう。占星術に関わるたくさんの知識が、必要十分かつシンプルにまとめられています。 StarGazer 自体は、既に数々のバージョンアップをされているので、最新版を求める人は『CD−ROMで株の「買い時」「売り時」がズバリわかる本』 山中康司著 VOICE出版の購入や、小曽根秋男氏の homepage のチェックをお勧めします。 Stargazer 自体が、「やりたいことの多くが満たされる」すばらしいもののために、ソフト自体に注目が言ってしまいますが、占星術の入門書(それ以上のものがあると思います)としての本書の内容にももっと注目していいのではないでしょうか。
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日本の占星術では、ひとつのスタンダードと言えるかも知れない。
占星術、ホロスコープの概要の説明から入る。ASC、惑星がどのサインにいるかによる解説、ハウスにどの惑星がいるかによる解説、惑星の組み合わせとアスペクト別の解説、プログレス、トランジットと一通りの内容が含まれている。 わかりやすく、入門には最適と思う。やや断定的、考え方が古いなどという意見を聞くこともあるが、多くの人に支持されていることも事実で、最初の一冊としては特にお勧めしたい。 なお、著者の類似の本に「占星学の見方」(東京東栄堂)や「ホロスコープ占星術」(学研)がある。この「占星学の見方」は初版が昭和49年(1974年)とあり、「占星学」の初版が1995年。著者の活躍を思うと、前世紀末に永眠されたことが残念で仕方ない。 もう15年前にもなる時に「占星学の見方」とこの著者の他の2冊の本から占星術を始めた私には、敬意を持って推薦したい本である。個人のホロスコープを見る時に、感受点がどのサインにあるか、それぞれのハウスにどの感受点があるか、アスペクトの意味はなにかとリファレンス的な見方をして勉強していた頃が懐かしく、今でも色あせていない本と言える。
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最近注目されている「古典」と呼ばれる分野にスポットライトを当てた本。一部のWEBサイトを除くと、日本語で古典に関する情報はほとんど得られない状況では貴重といえる。『ユリイカ』に連載されていたものであるが、再編集されているとのこと。 著者の占星術の世界に限定されない知識がちりばめられ、読み物としての価値もある。純粋に占星術だけではなく、歴史的な背景まで含めた解説がされている。知識として、ぜひ読んでおきたいもので、お勧めしたい。 これも占星術の技法について書かれたタイプのものではない。読んだ結果として、混乱してしまう人、新鮮な驚きを感じる人、ネタの仕入れになる人と様々だと思う。古典の世界は初めて触れた時に「こんな世界もあったのか!」と新鮮な驚きを覚えるはず。最初は何がなんだかわからず混乱するが、確実にひとつのステップとなるだろう。
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キャプチャした表紙はかなり古いものなので、値段を含めて現在売られているものとは変わっているかも知れない。白水社の文庫クセジュの1冊である。 前半では入念に占星術のシステムの説明がされている。後半はまるでどんでん返しの展開で、一転、占星術批判をしている。批判部分はやや感情的になっているように感じる点や反論したいと感じる点もあるが、占星術批判の典型的なパターンをわかりやすく突いてきている。 前半のシステムの説明の部分は勉強になることも多々ある。後半の批判部分については、考えさせられることも多いので一読の価値がある。占星術に対して科学的考察を加えているようで、議論のすり替えをするような占星術肯定を見かけることがあるが、それよりはよほど納得のできる批判である。
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前半部分は占星術の概要の説明があり、後半は辞典的なものになっている。これも「一冊持っておけ」という感じの本である。きれいな図版が含まれたカラー。見ていても楽しい。 前半部分は歴史的な流れからホロスコープの概要を説明している。どのサインにどの惑星が入った場合とか、どの星がアスペクトを作った場合といった詳細な説明ではない。逆に言えば、入門書等では詳細に語られていない部分が書かれているとも言える。辞書部分も充実していて、『占星術百科』と2冊持っていればたいていの用語は引けると思う。
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現在、日本語で読める占星術用語の辞典としてはもっとも重宝するであろう一冊。説明が詳細であり、多数の用語を解説している。カラーで図版を多く含み、『占星術大全』と同じく見ていても楽しい。4,800円自体を高いと思うかは個人差だが、内容からすると4,800円は安いと思う。「一冊持っておけ!」と言いたい。もし、内容に納得がいかないなどという人がいたら、枕として使うにもいい高さだと思う。冗談はさておき、それくらいの厚みになるほどの内容が書かれている。ページ数を多くするため(多分、値段のこともあってだろうが)紙が薄いのは残念である。しかし、それだけページ数が多いということである。 辞典的な使い方ももちろんであるが、項目によっては関連事項まで含めた詳細な説明があり、通して読みたい気分になる。 ただし(これは訳者もまえがきに書いているが)最近注目を浴びている古典占星術に関する用語については心もとない部分がある。そのような用語はごく一部であるし、これは訳者としても考えるところはあったということなので、割り切って考えればいいと思う。
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邦訳タイトルは『占星術または天の聖なる学』ですが、『アストロノミカ』と言ったほうがわかりやすいかもしれません。極めて初期の占星術の本であり、どちらかという哲学書と言ったほうがいいでしょう。原典は、韻文詩らしいです。 とりあえず、持っておく(読んでおく)ことで神髄の一端に触れた気持ちになれるでしょう。原典を読めば確実にステータスでしょうが、日本語で読めば、なんとなく素敵な気分に浸れます。そんな幸せな気分も大切でしょう。 『アストロノミカ』の価値、その邦訳としての価値は重要なもので、占星術に関わる人は、今でなくてもいつかは手にしている本でしょう。
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占星術発祥の頃から17世紀までの占星術の流れを解説した本です。歴史背景や、占星術の流れを詳細に解説し、それぞれに考察が加えられています。占星術に関わってきた人々について解説しつつ、占星術の歴史をひもといていく。知っておきたい知識がたくさん詰められています。 ハウス分割や、デカン、ドデカテーモリオンなどの解説、占星医学や哲学的なものとのかかわりなど、占星術の深い部分の理論について学ぶこともできる本です。 良書としてお勧めしたい本ですが、いきなりこの本を読んでもわからないことが多すぎるでしょう。こういった本は手の入れたいと思った時には既に見ることができなかったりするため、見つけたら買っておいたほうがいいでしょう。わからなければ、なんとなくでもわかるようになってから読めば、不思議に思っていたことの答えを見つけられるかもしれません。
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お勧め度が3つなのは、このレビューにある他の本とは違った視点で見て欲しいからです。ここには「占星術の楽しい部分」が詰まっています。占星術を始めたきっかけは何でしたか? 自分の恋愛の行く末? 好きな彼は誰を好きなのか? そんなことじゃなかったですか? ドキッとする指摘、考えされられる内容、ちょっと笑っちゃう書き方などなど。私も占星術が好きなので、人を見るときに、つい「この人は○○座の生まれだから」なんて目で観察していることがあります。だから、この本を見ていると「あるある!」と机を叩いてしまうことがたくさん。 原点の再発見、そして楽しさの再発見があるでしょう。how to 本や知識を詰め込むための本ではない占星術の楽しさを味わえます。 ちょっとAstrologer.JP向きではないかな、なんて思いましたが書いてみました。それは文字として書かれていることが「結果」だけだからで、「なぜ、こんな風に書いているんだろう?」なんて視点で見ると、また新しい発見がありそうです。
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